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ペット葬の予約をしました。
明日実施予定です。


今朝から何度も思い出しては泣いています。
上部ろ過器の水流で揺れる身体すら愛おしく、
少し動いた際には生きているかもしれないと
思い、取り上げに使う網で触れたりしています。

いつもであれば、驚いて少し遅れて跳ねたりと
抵抗する様を見せ愛らしく映りますが、もう
見ることができません。体を力なく横たえ
そのまま転覆してしまう様が死を思わせます。
そこにはもう、うぱこは居ないのだと。


腹水を抜くことは対処でしかなく、根本治療
にならない。危険性は重々承知の上でした。
でも腹水を抜く度元気になるうぱこを見て、
定期的に腹水を抜くことで楽にしてあげたい、
そう毎日思っていました。

昨日死にゆくうぱこを見て、強く思いました。
本当に無理をさせてしまったんだなと。
こんなに息も絶え絶えの状態で、生きていた
んだと。思えば体重の1/3~1/2近くある
体液を定期的に抜いて大丈夫な訳がないんだ。
そこには栄養も含まれる。苦しかっただろう。

あの姿を見て、僕はまた後悔しました。
そしてこんなにまで辛そうならば、腹水抜き
はもう辞めよう。長生きして欲しいと願う
飼い主のエゴを捨てようと、強く思いました。
それでも本当突然だった。

せめてもう少しだけ…。


うぱこは綺麗好きだったね。
水換え後は外鰓を目一杯伸ばし泳いでいた。
いたずらに日にちをかけ置いておくより、
早く見送ってあげたほうが嬉しいだろうね。
かつての自分の棲家が淀み汚れていく様を
見たくないだろう。


うぱこに最適な環境をと考え調べ始めて以降
手で触れるのは控えるようになりました。
周知の通り、体温の低いうぱこは火傷をする
のです。

今日、8年ぶりにうぱこに手で触れました。
手に乗せてみました。もう帰ってこない、
明日にはうちから姿を消してしまうから。
うぱこの体の重みを感じることができる
のは、今日までだから。

こんなに大きくなったんだね。頑張ったね。
最初に触れた時は潰れてしまいそうな位に
小さかったね。餌も毎日口先まで持っていき
食べさせたよね。固形餌を食べなくなった
日もあったね。メダカは美味しかったのか、
喜んで食べたね。

懸命に、この小さい身体で生きたんだね。
そう思い、沢山の涙が溢れました。


焼いてしまえば、もっと小さくなってしまう。
つぶらで可愛いお目々すら無くなってしまう。
とても悲しいよ。離したくないよ。


明日まで、もう少し時間を頂戴ね。
二人で過ごせる最後の時間だ。今日は通夜。
水槽はそのままにしておくよ。
今まで本当にありがとう。

本当に愛おしい、我が子だよ。
種族や性別なんて関係ないんだ。
君がうちにいてくれるだけで本当に救われた。

僕が死んだとき、きっとまた会おうね。
なるべく時間を掛けて行くよ。待っててね。

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6/2、13:32。
葬儀業者さん待ち。後少しで会えなくなるね。
水槽回りはある程度片付けたよ。ごめんね。
とても寂しい。
それでも火葬する以上は水分ヒタヒタのまま
うぱこを置いておくのは業者さんに申し訳ない。

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